日本社会福祉学会関東部会
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2010年度 研究大会について


日本社会福祉学会関東地域部会の皆さま:


関東地域部会の研究大会が、2011年3月12日土曜日9:30-17:00に、東洋大学白山キャンパスにおいて開催されます。


 ・URL:日本社会福祉学会関東部会(http://www.jsssw-kanto.jp/)
 ・2010年度関東地域ブロック研究大会のお知らせ(PDF:177キロバイト)


大会テーマは、社会福祉学からの『発信力』~社会にインパクトを与える社会福祉学研究とは~で、関連したシンポジウムが開催されます。
また、学会賞(奨励賞:論文部門)を受賞された石川時子氏(首都大学東京)の講演会も行います。
自由研究報告では、若手研究者・実践家の発表の場を確保するために、今年度より


 ①.研究報告部門(報告30分、質疑応答25分)
 ②.萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分)
 ③ 実践報告部門(報告15分、質疑応答10分)


を設けました(演題募集2/14迄、抄録締切2/25迄)。多くの会員の皆さま、関心をお持ちの皆さまの積極的なご参加をお願い致します。


2011年1月24日 日本社会福祉学会関東地域部会 
担当理事 大島巌(日本社会事業大学教授)


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●●2010年度関東地域ブロック研究大会のお知らせ●●


 大会テーマ:社会福祉学からの『発信力』~社会にインパクトを与える社会福祉学研究とは~


 URL:日本社会福祉学会関東部会(http://www.jsssw-kanto.jp/)


 ■日時:2011年3月12日(土)9:30~17:00(受付開始9:00)
 ■会場:東洋大学白山キャンパス


 2008年秋のいわゆるリーマンショック以降、雇用不安をはじめ、国民の生活不安は増大している。経済格差は複雑な形をとりながら拡大しているといえ、生活問題は多様化、深化していることはだれもが認める事実だろう。社会福祉学は、生活問題の最前線にあって、これらの状況をどう受け止めているのか。国民の不安を払拭し、だれもが明るい未来を描けるようなプランを今こそ示さなければならない。しかし、我々は果たして希望がみえるような政策的な提案をすることができるのだろうか。


 政治学、経済学、社会学などそれぞれの学問分野から精力的な研究がすでにはじまっていて蓄積されている。ジャーナリストや市民運動家もそれぞれの発信力と行動力をもって、社会に、たとえば、雇用不安の現状や生活保護制度の不備を刺激的な手法をもって展開し、ある程度国民的支持を得、存在感を示している。たとえば、反貧困ネットワークなどのアクションをみればわかるだろう。


 では、社会福祉学はどうか?派遣切りに対して、事業仕分けについて、あるいは地域的な疲弊にたいして、新しい政策的方向を構想し、政治にインパクトを与える、政策的転換を迫るような実証的な研究やあらたな福祉施策につながる実践を打ち出すことができるのか。


 複雑深化している国民の間に広がりつつあるリーマンショック後の生活不安に対して、社会福祉学はどのように切り込み、実践的なアクションを展開し、社会的に発信していくのか。あらためて社会福祉学の発信力を問いたい。



★★大会シンポジウムテーマ:社会的諸問題に対して社会福祉学研究は何ができるのか★★


※外国人労働者、路上生活者、そして、限界集落という3つの側面から問題提起をしていただき、社会福祉学がこれらの喫緊の社会的諸問題に対して何ができるのか、会場のみなさんとともに議論し、考えたいと思います。


【演題/シンポジスト】

■「外国人労働者」からみえる周辺労働の実態と諸問題(仮) 日本大学経済学部准教授 村上英吾
■社会福祉学研究の「役割」―ホームレス研究に即して 東洋大学社会学部社会福祉学科助教 後藤広史
■限界集落への地域福祉学的アプローチ 駒沢大学文学部社会学科准教授 川上富雄
■コーディネーター:大島巌(日本社会事業大学教授) 山田知子(大正大学教授)


★★日本社会福祉学会 学会賞(奨励賞:論文部門)受賞者講演★★


石川時子(首都大学東京) 『能力としての自律―社会福祉における自律概念とその尊重の再検討―』


★★自由研究報告の演題を募集します★★


 ※若手研究者、実践家の応募を歓迎します。
 ※奮ってご応募ください。
 ※お近くの若手研究者、実践家の方にお声をお掛けいただけると幸いです。


■報告希望者は、2011年2月14日(月)までに、上記の報告部門、主題および副題、所属(正確に)、氏名を明記してメールで応募してください。


 □宛先:2010年度日本社会福祉学会関東地域ブロック研究大会
 □自由報告担当:高橋克典宛(k2takahashi@me.com)
 *なお報告者が大学院生の場合は、指導教員の氏名及び応募の承諾を得た旨を付記してください。


■自由研究報告の部門が新しくなりました!
 ①.研究報告部門(報告30分、質疑応答25分)
 ②.萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分)
 ③.実践報告部門(報告15分、質疑応答10分)


 ・従来の制度・政策部門、理論部門、方法部門を「研究報告部門」に統一しました。
 ・野心的かつ挑戦的な研究を報告する場として「萌芽的研究部門」を新設しました。


奮ってご応募下さい。


■■発表要旨原稿:2011年2月25日(金)■■
①はA4サイズ2頁、②③はA4サイズ1頁 発表要旨の様式等詳細は応募者に後日メールでご連絡します。

★★研究大会プログラム★★


■ 9:30~12:30 自由報告
 ①.研究報告部門(報告30分、質疑応答25分)
 ②.萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分)
 ③.実践報告部門(報告15分、質疑応答10分)


■運営委員会 11:30~12:20


■総会 12:30~13:00


■日本社会福祉学会 学会賞(奨励賞:論文部門)受賞者講演 13:00~13:30
  ・石川時子『能力としての自律―社会福祉における自律概念とその尊重の再検討―』


■大会シンポジウム 13:40~17:00
  ・テーマ:社会的諸問題に対して社会福祉学研究は何ができるのか


 ※外国人労働者、路上生活者、そして、限界集落という3つの側面から問題提起をしていただき、社会福祉学がこれらの喫緊の社会的諸問題に対して何ができるのか、会場のみなさんとともに議論し、考えたいと思います。


 □外国人労働者からみえる周辺労働の実態と諸問題(仮) 日本大学経済学部准教授 村上英吾
 □社会福祉学研究の「役割」―ホームレス研究に即して 東洋大学社会学部社会福祉学科助教 後藤広史
 □限界集落への地域福祉学的アプローチ 駒沢大学文学部社会学科准教授 川上富雄
 □コーディネーター:大島巌(日本社会事業大学教授) 山田知子(大正大学教授)

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