日本社会福祉学会関東部会
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2023年度 関東地域ブロック研究大会 プログラム


 
大会テーマ:
「女性支援と社会福祉学―婦人保護から総合的支援への転換」


■日時:2024年3月17日(日):9:30~15:50
■会場:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
■開催趣旨

 2022年5月に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(困難女性支援法)が成立した。2024年の施行に向けて、現在、準備が進められている。
 これまでの女性への支援は、売春防止法(1956年)に基づく「保護更生」を中心としたものであったが、本法の成立により、女性が抱えがちな様々な生活課題(DV、性暴力、経済的な生活困窮)をも支援の対象として位置づけられた。
 本シンポジウムでは、本法の成立の背景、女性支援をめぐる歴史的経緯、政策を実行に移すうえでの論点、支援現場から見える本法に期待することなどについて、研究者、政策立案者、実践家からそれぞれご報告をいただき、今後の女性支援をめぐる論点について理解を深めたい。

プログラム


時間 内容
9:30~12:00 自由研究報告

(1) 研究報告部門(報告30分、質疑応答20分)

(2) 萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分)

(3) 実践報告部門(報告15分、質疑応答10分)

12:00~13:00 休憩
13:00~13:05

シンポジウム
女性支援と社会福祉学―婦人保護から総合的支援への転換

主催者挨拶・登壇者紹介
後藤広史(社会福祉学会関東部会理事・立教大学)

13:05~14:20

【シンポジストによる報告】

研究者の立場から―婦人保護事業をめぐる歴史的経緯
堀 千鶴子氏(城西国際大学福祉総合学部教授)

「女性支援新法」の運用をめぐる課題と今後の取り組み
池田 恭子氏(厚生労働省 女性支援室 女性支援専門官)

支援者の立場から―婦人相談員の支援現場の現状とそこからみえる「困難女性支援法」に期待すること
畔上 裕子氏(明石市婦人相談員・明石市配偶者暴力相談支援センター相談員)

14:20~14:30 休憩
14:30~14:45 【コメンテーターによるコメント】
湯澤 直美氏(立教大学コミュニティ福祉学部教授)
14:45~15:45 コメントに対するリプライ
質疑応答
15:45~15:50 閉会の挨拶
15:50~ 総会
 
 【司会・コーディネーター】
司会:山田 知子(放送大学)/後藤 広史(立教大学)
 

*第1分科会の第一報告(萌芽的研究部門)の発表はご本人の都合により取り下げとなりました。





 

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