大会テーマ:
「生活困窮者に対する制度・支援の新たな展開」■日時:2023年3月19日(日):9:30~15:50
■会場:オンライン(Zoom)
■参加費:無料
■開催趣旨
既存の生活困窮者に対する制度・支援のあり方がいま改めて問われています。この背景には、社会構造の変化や新型コロナウイルスの蔓延等により、生活困窮者のための制度や支援の理念・枠組みが、こんにち的な生活困窮者が抱える課題を十分にカバーできなくなっていることがあります。その一方で、ICTなどの活用が進み、生活困窮者の支援において新しいアプローチも生まれ始めています。
今回の研究大会では、生活困窮者支援の全体像について理解を深め、その後、生活困窮者とジェンダー・生活困窮者の報道を通して見えるスティグマ、新しい支援の模索などの報告を通して、生活困窮者支援のこれからについて改めて議論したいと思います。
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
9:30 | 自由研究報告(~12:00) (1) 研究報告部門(報告30分、質疑応答20分) (2) 萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分) (3) 実践報告部門(報告15分、質疑応答10分) |
13:00 | 基調講演・シンポジウム(~15:50)
生活困窮者に対する制度・支援の新たな展開 |
13:05 | 【基調講演】(~13:50) ・猪飼周平 氏(一橋大学) 「生活困窮者支援の生活モデル的理解」 |
13:50 | 休憩(~14:00) |
14:00 |
【シンポジウム】(~15:50) ・丸山里美 氏(京都大学) 「世帯のなかに隠れた貧困とジェンダー」 ・清川卓史 氏(朝日新聞社) 「取材から見える生活困窮者のスティグマと報道の在り方」 ・佐々木大志郎 氏(一般社団法人つくろい東京ファンド) 「一泊宿泊翌日相談「せかいビバーク」や、その他アウトリーチプロジェクトの取り組みからみえてきたもの」 ディスカッション(終了時刻は予定) 【司会・コーディネーター】 ・贄川 信幸(日本社会事業大学) ・後藤 広史(立教大学) |
15:50 | 総会(関東地域ブロック奨励賞授賞式) |