昨年度(2019年度)の研究大会は、「社会福祉教育と専門職養成」というテーマで開催予定でした。しかし、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により、基調講演とシンポジウムは中止、自由研究報告は抄録集による紙面発表となりました。
今年度(2020年度)は、社会福祉学の研究発展を停滞させてはならないという思いから、オンライン(Zoom)による開催を計画しました。大会テーマは、昨年度実現できなかった「社会福祉教育と専門職養成」です。
社会福祉学教育はどうあるべきか、ソーシャルワーク専門職(社会福祉士、精神保健福祉士)の養成教育はどうあるべきか、両者の関係をどのように整理すべきか、さらにそれらは、“withコロナ”の時代においてどうあるべきかについて議論したいと思います。
時間 | 内容 |
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9:30 | 自由研究報告(~12:00) (1) 研究報告部門(報告30分、質疑応答20分) (2) 萌芽的研究報告部門(報告15分、質疑応答10分) (3) 実践報告部門(報告15分、質疑応答10分) |
12:15 | 昼休憩|2020年度第4回運営委員会(~12:45) |
13:00 | ワークショップ(~13:40)
2020年度日本社会福祉学会学会賞(学術賞)受賞者 鈴木浩之氏(立正大学) 「実践を研究としてまとめる方法」 |
13:50 | 基調講演(~14:30)
白澤政和氏(国際医療福祉大学大学院) 「社会福祉学教育と専門職養成」 |
14:40 | シンポジウム(~16:20)
圷洋一氏(東京都立大学) 「社会福祉学教育の今日的課題―原理・政策系科目を中心に」 髙良麻子氏(法政大学) 「ソーシャルワーク専門職養成教育のあり方―講義-演習-実習の循環に注目して」 福島喜代子氏(ルーテル学院大学) 「大学院での社会福祉学教育と専門職養成ー現場で働き始めてからの学びのニーズに応えるソーシャルワーク教育」 丸山晃氏(立教大学) 「福祉専門職の専門性と社会福祉学教育」 コーディネーター:中島修氏(文京学院大学) |
16:30 | 総会|関東部会奨励賞授賞式(~17:00) |